Quantcast
Channel: 哲おじさんの釣り日記
Viewing all 88 articles
Browse latest View live

大井川源流にヤマト岩魚を求めて

$
0
0
 まだ雪のある頃、無二の釣友滝澤さんから「今年行かないと、この後10年は行けない」と突然の提案だった。聞けば、リニア新幹線の工事が始まると、大井川の源流域の下を通る事から、トンネル工事で一日500台を超えるダンプカーが行き来する事で、釣りは勿論一般人の立ち入りが出来なくなるという。
 う~ん・・・・大井川源流と言えば、あのヤマト岩魚が釣れる貴重な渓だ。
 また、この源流域には自然の流れをそのまま使った特設管理釣り場が昨年開設されたということで、実に魅力あるところとして昨年から耳にしていた。

 そんな話をした釣友の川崎さんが即答!!「そりゃあ、行くしかない。すぐに予約して!」と、
管理釣り場を運営する会社に連絡を入れるよう滝澤さんを急かした。

 そして、こうした釣りには山と釣りの達人、先達として詳しい上原さんが一緒することは必然と、
早速お誘いしたところ「いやあ、気になっていたところ。何とか都合をつけて行くよ」と快諾。
ということで、上原・川崎・滝澤・赤羽・小生の5人で行くことに決定!3月初めの話である。
※残念ながらバネちゃんこと赤羽さんは、急きょ都合で行けなくなった。

イメージ 1
この管理釣り場は7km余りを17区画に分けて、一日1区画に一人しか入渓させないという徹底ぶり。勿論、4人で行くとなると、4区画を一緒に釣り上ることができるという仕組みになっているから嬉しい限り。

イメージ 2さて・・・この管理釣り場は、東海フォレストと言う会社が運営していて、椹島ロッジか二軒小屋ロッジに宿泊することが条件らしい。
 そして、その上流部にある二軒小屋ロッジに行くのは宿泊者しか乗れない専用送迎バスで、自家用車の行ける畑薙第一ダムから1時間半、大井川の渓谷沿いに走る悪路?を揺られ揺られて行くのだ。
途中、3000mを超える南アルプス主稜や南陵への登山道が幾つもあり、その登山口に行くにはこの吊り橋を渡ってという事で、随所に架かっている。
 この吊り橋は、高さが川面から50mもあろうか・・・長さは約200m。渡るには度胸がいるだけに、吊り橋を見て登山を断念する人もいるとか・・・何せ谷深い。

イメージ 3やっと到着した我々が宿泊する二軒小屋ロッジ。何とも、この山奥には似つかない立派な建物。何か、川崎邸に雰囲気が似てる。
このロッジは宿泊定員が30名と大きさ規模からして超少ない。それでいて、腕利きのシェフが美味しい料理を提供してくれるという前情報に期待いっぱいだ。
どうもその昔、この一帯を所有している特殊東海パルプの接待用?そんな施設として建てられたものらしい。
 しかし、長野を出てからここまで290km、途中の仮眠を入れて掛かった時間は15時間余り、正味8時間余りの道程にはいささか遠いと思わず唸る。

イメージ 4到着したのは既に太陽が高くなっている午前10時。
いつもなら釣り終わって納竿する時間だけに、到着してすぐに仕度していざ行かん!

イメージ 5
この日は、出発時間も遅いことから、管理釣り場には入らずロッジ付近の渓でチョットやろうかという事にした。勿論、この辺りには放流していないという事だけに、天然岩魚のヤマト岩魚が釣れる?と言う期待もあっての事。しかし、後から聞いたことだが必ずしもヤマト岩魚だけがいるという事ではなく、
ニッコウ岩魚の方が多いと言う。その理由は分からない。

イメージ 6川崎さんがまずヒット!したのは、何ともリリースサイズのニッコウ岩魚。
看板に偽りあり?と、思わず苦笑い。

イメージ 26
そして立て続けに滝澤さんにヒット。この辺りは魚影が濃いのか25cmの岩魚がヒットしたものの、これはお目当てのヤマト岩魚じゃない。
「おいおい・・・ここに居るのはヤマトだけじゃないんだ」と、嬉しい本音を隠して憮然と繕っている滝澤さん。「無理もないよ、こんなに人出が多いところに原種ヤマトなんている訳ないよ」と、心には思っていてもなかなか言えるセリフじゃない。

イメージ 27すぐに最初からテンカラ一筋の上原さんにも良型がヒット。
25cm程の魚体が綺麗なニッコウ岩魚。四人が揃って釣り上ったが、竿が撓ったのは毛バリだけと意外な条件だった。

イメージ 7そしてやはり真打は小生とは言え、テンカラにヒットしたこれまたニッコウ岩魚。これも小ぶりで期待外れだ。神は一応、平等にチャンスを与えてくれたらしい。

この後それぞれがキープサイズを2~3本魚籠に納めて、この日は小手調べと納竿したのだが、
まだ3時前だ。

イメージ 815時間余り掛けて来た大井川源流釣行。
チョット期待外れとはいうものの、まずは夕食前の宴会用にキープした岩魚を魚籠に納めてロッジに戻ることにしたが、釣りより○○の方が大事と言わんばかりで足取りが軽い。特に、先頭を歩く御仁は・・・である。

イメージ 9
4時から入浴出来るとあって、まずは一番風呂に入って早速宴会スタート、まずは乾杯!!
何と、この山奥に美味しい生ビールがあること自体、いったいここは何処なんだと思うほど。

イメージ 10そして小澤シェフの手捌きで、いつも通りの岩魚の刺身。何とも贅沢な事だが、こればかりは釣り人だけに与えられた特権と言えよう。しかし、クッキリとパーマークが残っているのはどうして?なのか。

イメージ 11この日、二軒小屋ロッジへの宿泊客は我々だけと、松井シェフが腕を振るってもてなしてくれた料理の数々。第二ラウンドでもう一度、6年かけて熟成したという山ブドウの果実酒でカンパ~ィ。みんないい顔?してる。これが、まさに至福の時という表現にぴったりだ。
イメージ 12

松井シェフから料理の説明・・・とてもこの山奥で食せるものでない。
美味しさと言うものは、やはり作り手の「お・も・て・な・し」の心があってのことと再確認した。
そんな晩餐だけに、どのくらい飲んだろうか・・・・まだ明るい4時過ぎから飲んでいただけに、早くも7時過ぎにはオヤスミナサイのメンバーもいた(え!?それは誰だ!!ケシカラン)
シェフと川崎さん、小生は遅くまで、話に花が咲いての楽しい貴重な時間を過ごしたのだった。


イメージ 13
一夜明けて・・・7:00に朝食。8時半に指定された管理釣り場のポイントまで送ってもらった。
今回は#12~#15までで、ざっと3kmはあろうかの距離。川原に立つ#16の桃太郎旗が見えたら上がれば良いと聞いた。

イメージ 14それにしても大井川本流は水量も多く、釣り場としてはこの上ない条件だ。
ここが管理釣り場なんて、誰がそう見るか。この日は土曜日と言うのに、他に入渓した様子はない。


イメージ 15まずは、小生に最初にヒットしたのは泣き尺のアマゴだった。
管理釣り場になってからまだ2年目。勿論、それまでは誰もが遊漁券を買えば入渓できるところだった。
そのころから残っているイワナの大型がいるかもしれないと言うものの、管理釣り場にはアマゴの成魚を放流しているという。
何と尺上のサイズを10日前に300本放流したというから凄い事だ。

しかし・・・・アマゴだけに、なかなかポイントがつかめない。
そりゃあ、イワナ釣りに長けている面々も、アマゴとなるとチョット勝手が違うのだろう。
しばらくはアタリも無い時間が過ぎて行ったのだが、次第に慣れて・・・・・、

イメージ 28「来たあ!!」大淵で粘っていた滝澤さんにヒットしたこの日一番は35cmもあるアマゴ。何よりも本人が一番びっくり?!実に綺麗な魚体だ。
この淑女をどうしたら良いか・・・アマゴの尺上は初体験だけに迷っている。

イメージ 29同じ淵で、今度は上原さんがに同じサイズがヒット。いやはや、噂通りの魚影でこんなに居るのかと、思わず声掛けした。

イメージ 16そして最後、川崎さんにヒットしたのは、またしても前日と同じ20cm?と小ぶりなアマゴ。あとの二人は35cmを筆頭に良い釣りができたとの自慢話に一人嘆き節だ。

イメージ 17朝からの雨が上がり、ランチタイム。

イメージ 18二軒小屋ロッジで作ってもらったワッパ弁当。見るからに美味しそう!ロッジでで作った弁当には到底思えない豪華版。いやはや美味しそうでなく、美味しすぎると言っても良い弁当だった。

イメージ 19管理釣り場だったらもう少し釣れると期待していたのだが、期待には届かずこの日も早目の納竿でロッジに帰還。前日と同じ、まずは夕食前にベランダで食前酒?いや、既にトップスピードの大宴会。そして2次会ならぬ夕食タイムでご満悦。この顔を見ても、もうご酩酊と言う状態だ。

イメージ 20この日は我々のほかに13名のお客様がいて賑やかだ。恒例か、松井シェフが料理を説明。山ならではの食愛をふんだんに使った料理には、う~んと言葉にならないくらい美味しさが詰まっていた。

イメージ 21
夕食前に庭先で見つけた山野草。これは「ツバメオモト」。
イメージ 22希少な山野草が沢山あるだけに、当然ともいう自然保護の看板。しかし、こうしたものがなければ、もっと山奥深い大自然を感じさせてくれるのに・・・・。
看板を立てるという事は、守れない実際があるからなのか、残念な事である。

イメージ 23特設管理釣り場の案内看板。

イメージ 24
特設管理釣り場の案内パンフレット。

イメージ 25
しかし、このエリアは明治28年に大倉財閥が、当時のお金で5万円で買ったという。南北38km、東西10数キロという2万5千ヘクタールの私有林。色塗りした南アルプスの主稜と南陵に挟まれた全部が私有林とは、それにしても・・・・。
今回の釣行は満足の一言に尽きるもので、もし、来年も入山できるなら、是非、今回はお目にかかれなかったヤマト岩魚との出会いを求めて再訪したいとメンバー達が口をそろえて言っていた。
大井川の自然に有難う!感謝。(完)

お洒落な『クマ鈴』を入手!

$
0
0
このところ頻繁に熊の出没が報道されている。
釣りどころか・・・・人家の近くで農作業中の人が襲われたりという話だ。

ヒグマやグリスビーと違って、この辺りに生息している月の輪熊は本来人を襲う事はないのだが、臆病な性格だけに自らが襲われるのではという自己防衛の為に先制攻撃を掛けてくるというのが大方の識者の見解だ。

という事は、こちらの存在を早くから知らせてやれば、人の存在を知って熊が遠ざかっていくというのは
本当の話。
しかし、襲われたという人は、こちらの存在を知らしめず、熊に遭遇した・・・・熊がビックリして攻撃してくるという事に他ならない。

前置きが長くなったが、その為には知らしめる方法、つまりクマ鈴を常に携行していることが必須と言える。
これまで幾つものクマ鈴を買ってきたが、そのいずれもイマイチ?音色が濁っていたり、重かったり等々もっとこんなのがあったらいいなと思っていた。

先日ふとインターネットでクマ鈴を見ていたら『これだ!!』と目に留まったものがあった。
まさにこれ最高!と一目ぼれして早速購入した。

イメージ 1どう見てもクマ鈴には見えないお洒落な見かけ。
気に入った理由は,洒落なデザイン、透き通った音色、7擇ぁ,隼闇鏤劼揃っている。
こんなクマ鈴は今まで見たことがない逸品で、思わず紹介したくなったのだ。

イメージ 2釣りのザックにつけて見たが、実にスマート。

イメージ 3
今まで購入したクマ鈴と並べてみたが、いかにもクマ鈴と言うものでないため、
自然散策などチョットお出掛けという時にも携行できるのではと思う。

イメージ 4緑の中でも栄えるお洒落さ。

このクマ鈴は、通販の「TSUTTA」で購入できますので、早速いかがですか?
強いて言うなら・・・・・言っちゃいけないかも知れないが、お値段がちょっと高めかな。
買いたいという方の為に、もっとお詳しく見てみたいという方に・・・・、
上手くリンクが張れないので、URLを記します。
https://tsutta.com/products/detail.php?product_id=1850

白馬ニレ池での釣り指導

$
0
0
イメージ 1
毎年、長野県釣りインストラクター連絡機構の会員諸氏がボランティアで協力する釣り教室の事業。
今回は白馬ニレ池で、日本釣り振興会長野県支部北信地区担当が主催しての釣り教室で、
インストラクターが10名参加で協力した。
イメージ 2日本釣り振興会とJOFI長野の桃太郎旗で会場を案内

イメージ 3インストラクターの参加メンバー達
イメージ 4アウトドアステーションバンバンが事務局という事で、アウトドア事業部のグループ長が開会の挨拶でスタート。

イメージ 5
まずは、竿に仕掛けを作るという作業から始まる。JOFI長野の三井副会長から、チチ輪の作り方をレクチャー。
イメージ 6
イメージ 7レクチャーのあと、ここにインストラクターが個別指導でまずは実釣前の準備をする。

イメージ 8いよいよニレ池の餌釣りエリアで実釣開始!まあ、釣れることこの上ない状況で、参加者は大喜び。

イメージ 9
釣るばかりでなく、釣った魚を捌くというところまでがインストラクターの仕事。
慣れない参加者たちに懇切丁寧な指導。

イメージ 10
イメージ 11

イメージ 12
ニレ池にはお最中の忠魂碑が建っている。ニレ池の心に感謝です。

白馬の渓で1時間

$
0
0
 今日は釣りインストラクターのイベントが白馬ニレ池であって、集合が朝8時とゆっくりだったので、
このところご無沙汰していた白馬の渓で竿を出しました。
イメージ 1
白馬への途中、昨年、地震で大きな被害が出た神城付近から白馬三山を眺めて。あの残雪の白馬三山の山懐へ入っての釣りでした。

イメージ 2まずいきなり竿を撓らせたのは28cmの岩魚。夕食に刺身でおいしくいただきました。

イメージ 3
この日の釣果。釣友は釣果は載せちゃいけないっていうのですが・・・・。
時間的にも渓を遡行したのではなく、ここだ!!と言う記憶を辿って取り付いた大きな堰堤下での釣果です。この時期は毛バリか川虫でないと難しいところで、この日も川虫捕りに30分かけてやっと捕れた数匹を使ってのものでした。

北信の渓で最高の思い出

$
0
0
イメージ 1

かれこれ一ヶ月、大井川釣行を最後にいつものメンバー達と釣りに行っていない。
それぞれ忙しく、なかなか日程が合わないのだ。
という状況の中で、久しく川崎さんと山田さんと日程がバッチリ!ってな事で、出かけたのは長野県北信
地方のと・ある渓。
ここは案内役の山田さんの隠し渓ということで、ここに案内する釣り人は厳選?した人のみしかダメというマル秘のところ。
その厳選メンバーに我々2人が選ばれたことは、人柄か、あるいは顔か・・・いずれにせよ難関を潜り抜けたことは日頃の行いが良いという事に他ならない。
「このメンバーと行くのはいいが、渓が枯れちゃうのではないかと心配」と案内役が言うように、
超!!期待の渓という事なのだ。


イメージ 2車止めから約1時間半、やっと辿り着いた隠し渓。この辺りは熊の巣と言うほど、途中の林道には、まだ出来たてのホヤホヤト言う大きな熊のウンチがもっこり。
さて、ここには車を利用した奥の手が・・・。つまり2台の車を使って、1台は納竿後の位置に、もう1台は入渓点の付近に置くというもの。だが、理解に苦しむのだが納竿後の場所が、と・ある林道の下部であり、入渓場所が上部という事だから・・・・勿論、釣り上りの遡行にも関わらず、車の位置は上から入って下で上がる?と言う事で頭を捻る。


イメージ 3「じゃあ行くよ」と言う合図で、まずは第一投でヒットした天然岩魚にご機嫌の川崎さん。勿論、ここに放流などしている訳がない。
泣き尺の良型だ。

イメージ 4続いて小生にヒットしたこれまた28cmの良型。さすが天然物だけに尾びれが尖ってでっかくてオレンジ色が眩い。
「ここではこんな良い型はあまり出ないんだが・・・」と案内役の話だが、我々を歓待してくれているのか、いずれも25cm上のサイズが魚籠に納まった。


イメージ 5現地で捌いた刺身は釣り人ならではの特権。こんな美味い物がこの世にあるのかと言うほど、超!旨い。贅沢な話だ。

イメージ 6この日は、現地で岩魚の刺身と岩魚汁で昼食と予め用意してきた醤油とワサビ等々で超豪華なランチに舌鼓をうった。

納竿は午後3時。入渓して7時間は普段よりチョット長いが、何せ途中で上がることができない山奥だけにこれは仕方ない。ともあれ、久しぶりにこの上ない至福の時を過ごした1日だった。案内役の山田さんに感謝。ありがとう!

富山の源流にて

$
0
0
7月の連休に行こうと計画している富山県の神通川支流の源流部へ、まずは下見として川崎さんと滝澤さんの3人で出向いた。
何せ本釣行では源流域でテント泊を2泊という予定だけに、テン場の位置確認を含めて下見が必要と判断したのだ。と言うより、そこに入る林道が通れるかと言うのが下見の主たる目的。

国道からは、RV車でないと走れない急峻な悪路を1時間程走る距離だけに、夜間では危険と前夜のうちに近くまで行き道の駅で仮泊。明け方4時に出発して林道に入った。
数年前にも一度行ったことがあるところだが、その際には林道に入って間もなく土砂崩れで道が塞がれていて断念したという事があった。

今回も、ちょうど梅雨時期で雨が続いているだけに、水をたっぷり含んだ傾斜地の山肌はいつ土砂崩落が起きてもおかしくない。入ったものの奥にいるうちにもしや・・・・土砂崩れでも起きて帰路の路が塞がれてしまっては大変な事になる。
場合によっては、道路の修復作業が終わるまで1~2年も車を奥に置きっぱなしと言う事にならないとも限らないからだ。

イメージ 1
国道からちょうど1時間、悪路とは言え何とか車止めまで入ることができた。
時速20km以下での走行だけに仕方ないが、そう計算しても国道から20km弱あることになる。
このゲートが車の終点。

イメージ 2ゲートから入渓点までは更に歩いて1時間。
そこまでして・・・・と思う人がいると思うが、それだけ渓は労を問わない魅力があるという事だろう。

イメージ 3
入渓して休む間もなく遡行開始。渓には角が尖った大石がゴロゴロある。どこか近くで大きな山崩れでもして押し流されてきたに違いない。注意!注意!

イメージ 4入渓してすぐに大きな堰堤で先を塞がれたが、堰堤下の溜まりに大物が居るのは当然のことと持ってきた太ミミズを餌にして二人が我先にと竿を出した。
小生はまず現地で川虫の調達とやっているうちに・・・・何と!予定?通りのヒット。

イメージ 5滝澤さんにヒットしたのはお見事!26cmの居付きの天然岩魚。

イメージ 6たて続きに川崎さんが尺上のビッグサイズをヒットして「ヨッシャア!」と気合いの顔。小生をしり目に二人は幸先良いスタートでご満悦の様子。

イメージ 7遅れを取った小生だが、二人に続いて良型が休む間もなくヒットして魚籠に入っていく。それにしても魚影が濃いところと思わずほくそ笑む。
二人も相変わらずヒットが続いている。それも尺上が数本とこの上ない釣果だ。
そして遡行を始めて3時間余り、大きな淵に行く手を塞がれた。ここは高巻しかないが、以前の記憶ではここの高巻は30分ホロ掛かる超難所のところ。泳いでいくことも無理ではないが、下見という事もあり今回は早目の納竿とすることにした。

イメージ 8小生は31cmがこの日の一番の大物。自宅に帰ったらこれは刺身で食するのが最高だろうと、食卓をイメージして笑いが止まらない。

イメージ 9納竿後の帰路はことのほか足が重い。魚籠が重い?いや、疲れがあっての事で、それだけ体力を要する渓という事なのだろう。帰路の道端の木に付いていた大きな泡の塊。
一体これななんなのだろう?

イメージ 10そしてこの日の極め付きは大嫌いな蛇との遭遇。蛇が大好きな川崎さんは、マムシなら捕って食べるというが、残念ながら「こいつじゃあな」と帰路を急いだ。
何はともあれ、最高の下見が出来た。いよいよ本番を待つ事になるが、梅雨の最中だけに天気が何とも心配だ。(完)

台風一過の岐阜への釣行記

$
0
0
<イントロダクション>
 先日、下見に行った富山県への3泊釣行企画は、台風11号の影響で国道から現地への林道が、奥に入ってから土砂崩れでもしたら帰れなくなる?・・・との心配もあり、まずは安全第一!と急遽行き先を変更し、神通川上流(岐阜県では宮川?)の、と・ある支流とした。
 
 そこで一番の良い思いをしたのは「根掛かり寛ちゃん」こと川崎さん。
釣り人生で2番目、20数年ぶりという38cmの大岩魚をヒット、更に尺上数本はじめ魚籠が重くて肩に紐が食い込むいという嬉しい釣果に、台風のお蔭?と超ご満悦だった。
イメージ 1

38cmの岩魚をしっかり握りしめ『やったね!?』と超ご満悦の川崎さん。
台風に感謝?変更決断した仲間たちに感謝?神様に感謝?等々、全てひっくるめて【感謝】とのことだった。

<釣行記パート1:釣り初日の部>
イメージ 2岐阜は9月9日で禁漁になる。他とはチョット違って早目というのも、産卵の為にという渓流魚への優しさがあってというが、産卵時期は岐阜に限ってのことでない様にも思うが、如何に。

イメージ 3目指した支流の車止めはもう少し奥の筈だったが、最近行っていなかったこともあり、或いはこのところの雨のせいか、土砂崩落で道が塞がれていた。ちょっと歩きが増えたが、これは大自然の仕業で誰も文句は言わない。

イメージ 4

 歩いて2時間弱で、やっと目指した入渓ポイントへ到着。
この淵で過去に良い思いをした為、幸先良いスタートを切ろうと、眼下に見える渓相を横目にここまで来たのだが・・・さて一番先に竿を撓らせるのは誰?になるか。
本来なら、先に竿を出している釣人がいると、そこに竿を出すことはしないというのが渓流釣人のマナーなのだが、我々の場合には無礼講というのか、仲間ウチだからと甘えて数人で一つの大渕で竿を並べて出すことも多い。

イメージ 5危険!危険!安全第一!とお互いにけん制し合って遡行するものの、無視?(いや、流れの音が大きく聞こえないというのか)して強引に渡渉しようとする「バネちゃん」こと赤羽さん。危ないことは止めようよ!家に帰れば家族もいるし、会社もあるのだから・・・。

イメージ 6

 そして、入渓して間もなく川崎さんにヒットした38cmの大岩魚。
実は取り込むまでには大変な奮闘があったのだ。場所は小規模な堰堤下で、先行していた3人が既に竿を出していたところへ「俺も仲間に入れて!」と最後に竿を出した川崎さんの竿がいきなり撓った。
既にハリ掛かりして、逃げようと必死の岩魚は我々の前で大きくジャンプ!水面上に30cmも飛び上がって、勢いをつけて奥深いエゴに入り込もうとしていたのだろうが、決して強く引くことなく竿を送ってラインを緩めて岩魚の走りに合わせた川崎さん、なかなか瞬時の出来ごとに早々できることではない。
普通なら当たりがあれば早く取り込もうと引き抜くのだが、あまりにも強い引きにできなかったとはいえ、そこは経験の差といっても過言でない・・・流石!だ。
更に必死に逃げようと下流に向けて走り出した岩魚と大格闘?して、やっと取り込んだという顛末なのだ。まさにあっぱれ!快挙だ。
勿論!これは持ち帰ってはく製にするという。

 川崎さんから大物釣果の感想と単独インタビューをしたところ『あとから行った4人目として竿を出したところは、一番餌を捕りやすい場所で、何で?先人達はそこに竿を出していないんだと不思議だった』との弁。
つまり、『俺が岩魚だったらここで餌を待つ』と、岩魚の立場になれば自ずと就餌の場所は決まってくるという。全て相手の立場に立って物ごとを考えるという、お客あってという自営業のオーナとして身についているのだろう・・・まさに相通ずるものとして、理論整然とした理由を拝聴したのだ。

イメージ 7大きなドラマのあとも順調に魚籠に良型が入っていくものの、台風一過とはいえ雨が強くなってきたので、岩魚止めとも思える滝で明日もあるさと納竿。

イメージ 8
そっと報告・・・これが筆者、この日の最高サイズで29.5cm。
釣友達の魚籠にも「堰堤下の滝さん」こと滝澤さんを除いて?(失礼!)それぞれ良型が満杯なのだが、一人浮かない顔をしている御仁が滝澤さんだった。というのも、滝澤さんには大きな嬉しくないエピソードがあったのだ。その為にというのが同行していた釣友達の温情ある見方、本当は・まあそれはともかく、実は現地に到着して、さあ仕度となって気が付いたというのだが、釣りの仕掛けが一式入っているベストを忘れてきたというのだ。ということで、この日はバネちゃんの仕掛けを譲ってもらっての仕事となれば、勝手が違うということなのだろう、仕方ない。

イメージ 9納竿後、車を置いてあるテン場まではおよそ2時間と予想されたが、川通しで戻っても山越えの林道で戻っても同じ位なら、林道を戻る方を選択するのが当たり前。ところが、その林道は春先ならまだしもこの時期には雑草が生い茂っていて、歩くのにとんだ労力を要する状況だった。
途中まで下ってからの話で、さてと思案の末に決断したのは林道から再度渓に降りようというもの。
だが、これは大変な危険と労を要する難儀な選択だったのだ。
「3点保持して!」「足元をしっかり固めて!」「支えの木がしっかりしているか確認して!」と、
怒涛が飛び交うことに・・・・。
ちょっとした判断ミスがとんでもないことになろうとは、後悔先に立たずの諺通りの事態が起きたのだった。


<釣行記パート2:テン場夜の部>
イメージ 10午後9時近くになって、乾パ~イとグラスを挙げて大宴会をスタートしたのだが、振り返れば納竿してテン場に向かったのは午後3:45分。
2時間もあれば戻れる筈の距離だったのだが、結局テン場に着いたのは薄暗くなっての午後7時少し前で、たっぷり3時間余り要してしまったのだ。
とに角、無事に戻れて良かったという意味の乾杯というのが4人揃っての感想。
ひとたび間違えれば遭難という事態もあったかも知れないという大きな反省は無駄にしないように。

イメージ 11初日夜は持参した食材でと、この日のメインは群馬で人気が高い肉屋のホルモンと川崎さんの奥さんが自分で食べようと買ったという牛タンをそっくり我々の為にと頂いたものを炭焼きで。山中の渓での食事にしては、何と贅沢この上ない食材だこと【ここで奥様に感謝!】
イメージ 12

イメージ 13夜が更けて・・・もうすぐ夜中の0時。スタートが遅かっただけに時間の経つのが早い。焚火の火もそろそろ終わりに近くなって、明日また元気でやろうとおヤスミなさい。

★予定変更の顛末:2日目、前日の疲れが残っているせいか、誰もがイマイチ気が乗っていないようだが、早々に支度をして予定していた第2の釣り場へ向かったのだが、国道からしばらく入ったところで今までなかったゲートがあるではないか。
「????いやあ、今までなかったよ」とこの地に詳しい滝澤さん。そのゲート前には『災害復旧の為通行止』の看板がある。ゲートはつい最近出来たばかりのようで、支柱を固めているコンクリートがまだ乾ききっていないようにさえ見える。
ゲートを超えてまで行くのはやるべきことでないとして他を探したが、雨上がりだけになかなか安全第一を条件とした場所が見つからない。
そこで「今回はここで勇気ある撤退!」と誰となく話が出たのだ。
そこで、このまま終わるにはという川崎さんから、今回はこれで帰って山荘で続きをやろうと嬉しい提案を頂き、帰路に着くことにした。


<釣行記パート3:場所は川崎邸で>
イメージ 14
帰りのルートは富山周りでというのも、赤羽さんが奥さんの大好物の富山名産のます寿司をお土産に買うためにという理由でお付き合い。ます寿司の為に100kmも多く走ることなんて考えられないことだが、これも釣友の我儘をお互いに聞く暗黙の了解のもと。
そこで川崎さんから、日本海周りで帰るなら「昨夜は肉だったから、今夜は刺身をメインにしよう」と提案。勿論!我らは大賛成ということで、新井ハイウェイオアシスの鮮魚センターにも立ち寄ることに。そこで買った刺身の量と高級ネタに吃驚!!何から何まで・・・本当に有難いことだ。

イメージ 15
見ての通りの豪華版。刺身もそうなら、盛り付けの大皿も【超】逸品。
イメージ 16

更に、川崎さんが腕を奮ったイワナ料理は、オリーブ油で焼いたイワナにマル秘のバジルを使っての味付けで、これまた絶品の美味しさ。この料理、京都の料亭で味わったものを川崎さんの奥さまがアレンジしたレシピに従って作ったというシロモノ。美味しい!!の言葉では言い表わせないものだった。
釣り場を急遽変更した判断の結果、2日目の通行止めというアクシデントから急遽川崎邸に戻っての晩餐へと変更した結果・・・良いこと尽くめの今回の釣行だ。

イメージ 17川崎邸でカンパ~イ!みんな表情が明るい。前日の納竿後の帰路の危険との背中合わせの大変さは、もうすでに忘れているようだった。
今回は、全て運が良かったというメンバーもいたが、運は自らが呼び込むものであり天から降ってくるものでないということを証明した一つの事象といえよう。

イメージ 18
今回はいろいろな反省点が多かった。反省は次なる釣行の糧としなければなるまい。いつも、安全で楽しい釣りにする為に・・・(完)

つり人取材釣行

$
0
0
 先週、月刊つり人の八木副編集長から、滝をテーマにしたいので何処か・・・と取材依頼の連絡があった。
滝なら・・・と、真っ先に頭に浮かんだのが乗鞍高原。
観光地として賑わう「善五郎の滝」や「番所大滝」、そして「三本滝」は乗鞍高原の代表的な滝だが、
そればかりでなく乗鞍高原には無名の滝を含め無数と言って良いほどたくさんある。
イメージ 1
だが、それらの滝を見るにも、滝壺狙いで釣りに出向くにも相当難儀な条件を覚悟しなければならない。

 4~5年前の渓流解禁号で月刊つり人の表紙になったのは懐かしい思い出で、ならば勿論!と取材を引き受けた。
取材は、八木副編集長自らと、そしてこれまでも幾度となく取材同行して頂いた、つり人誌面でお馴染みの津留崎カメラマン。渓流取材としては最高のスタッフだ。

 8月2日(日)の日帰り取材の為、朝5時に乗鞍高原で合流することにしたのだが、我が家から2時間半の所要時間となれば、前日に乗鞍高原まで行って待ち合わせたほうが楽か・・・という事で、前日入りすることにした。
今回は一人での行動という事で寂しい前泊だが仕方ない。
イメージ 2善五郎の滝入り口の駐車場から見た乗鞍岳は乗鞍高原で最高の撮影ポイントだ。

 久しぶり乗鞍高原と言う事もあって、我が家を出発したのは土曜日の正午過ぎ。ゆっくり走ったが、午後3時半には現地に着いた。
まずは明日朝の車止めとなる前川林道口を確認してから、温泉にでも入ってのんびり明日の待ち合わせを迎えることにした。
温泉に入るだけの予定が・・・生ビールの看板が目に入れば無理もない。
25cm大判ポテトピザと生ビールで一人カン~パーイ。

イメージ 3
朝5時、3000mを超える剣ヶ峯の頂へ陽があたるのは早い。
お月さんが並んでいるというのは珍しい光景だ。

イメージ 4
車止めから前川林道を歩いて1時間余りで入渓。今回のテーマは滝だけに、途中での釣りは急ぎ足で早目に目的の滝へ向かった。
そして、そこで待ち受けていたものは・・・・。
(お断り)8月25日発売の月刊つり人取材の為、詳細は本誌をご覧いただくことでお願いしたい。とにかく、天候にも恵まれた最高のロケーションでの取材だったという事で、素晴らしい記事がお届けできると思いますので好ご期待を。(完)



 

つり人10月号の表紙を飾った小生

$
0
0
本日、つり人10月号が発売されます。

今月号は「大イワナの滝壺」という特集で、8月初めに津留崎カメラマンと編集を伴って乗鞍高原に取材に出かけたものが載っている山岳渓流釣りの豪華版です。
 
表紙を飾っているヘルメット姿の小生の雄姿?と巻頭グラビア8ページの写真の数々は、やはり腕利きカメラマンの傑作で見事なものです。
イメージ 1

是非!ご覧ください。

マタタビ採りと釣りに白馬へ

$
0
0
昨年もこの時期、ここに行って偶然にもマタタビを採ってきた。
マタタビは趣味にもなっている果実酒の材料にする為で、
山ブドウなど豊かな自然の恵みを頂戴している。

イメージ 1
釣りは二の次・・・といったら嘘?になるかもしれないが、
釣果は兎も角、この日の目的はマタタビ採り。

ただ、昨年は8月下旬だったが、チョット時期が遅い。
・・・つまり、既に誰かが採ってしまっているかもしれないという不安もあったが、
目立つところではないだけに残っていてくれた。
イメージ 2この通り!!でも、昨年の方がチョット量が多く採れたかな。
でも、今年の果実酒つくりには十分な量。

果実酒と言えば、梅酒をはじめブルーベリーや庭先の花梨、古くは朝鮮人参酒(1991年7月25日仕込みの24年もの)など全部で十数種類、量では50リットル以上ある。
一人で飲む??そう、年金生活になったらね。

イメージ 3ついでの釣りもこの日は絶好調!!
ただ、大物が居そうなこの大堰堤下ではアタリすらなかった。

イメージ 4いつも、この渓では尺上も出るなど大物が多いのだが、この日は26cmが最大だった。
イメージ 5この日の釣果。雨上りの笹濁りだったためか、夏には毛バリにしかヒットしないここの特徴だったはずが・・・ミミズで爆釣と異変?

イメージ 6いつも釣りのあとは、のんびり温泉に入って疲れと汗を流す。
街中にあるこの白馬八方温泉第二郷の湯はかけ流しでお気に入り。
街並みの入口にあるいつものところはリニューアルして趣きが無くなった。
混雑もしていて、高いし・・・。
イメージ 7六角の湯船がお気に入りだ。

禁漁間近の爆釣にご満悦

$
0
0
今シーズンも残り3週間となってしまった。

最後の思い出づくりには・・・・と、北信地区の友人から紹介された、氏曰く隠し沢。
あまり一般の釣り人が入っていないというのも、地元では有名なクマの巣とも言われているところで、頻繁に熊が出たという情報を耳にしている。
しかし、釣り欲が勝り、熊と遭遇するのは覚悟で出向いた。

メンバーはいつもの5人だが、渓が細いこともあって入渓点から上下に分かれて釣ろうと川崎さんの提案で上流部に3人、下流部に2人となった。
イメージ 1
上流部には小生とバネちゃんこと赤羽さんと上原さん。
昨日までの大雨のせいか・・・普段の倍以上の水量、そして至る所で土砂崩落があり、危険この上ない状況。しかし・・・誰一人と引き返そうとは言わない。
無理もない、下りとは言え入渓まで2時間も歩き、標高差も約300mとキツ~イ歩きだっただけに、
帰りを考えると・・・・と、誰もが胸中をよぎっているに違いない。

イメージ 2まずは「ハイ~」とバネちゃんが初ヒット。いい顔してる・・・えッ?魚だよ。

イメージ 3それにしても・・・上原さんは怖いもの知らずの御仁で、この程度のヘツリも苦にならないらしい。ちなみに我々は高巻した。

イメージ 4笹にごりだけに、ミミズが良いだろうと多めに持参した。バッチリ!!大一投からヒット!

イメージ 5丁寧にポイントを探る上原さん。ここでは28cmの岩魚を引き上げた。

イメージ 6この日は条件がぴったり!という事らしい。淵に瀬に・・どこからでもヒットする。それだけ魚影が濃いという事か、隠し沢と言うだけのことがある。

イメージ 7ここは放流するような場所でないだけに、腹が眩しいほど黄色に色ついている岩魚が立て続けにヒットした。

イメージ 8小生がヒットしたまるまる超えた岩魚。お腹にいっぱい卵が入っている様子。
この後、よどみなくヒットして魚籠に納まった。

初釣り!に胸躍る

$
0
0

イメージ 1

いよいよ2016シーズンの解禁だ。
既に2月16日に長野県内の渓流の多くが解禁になっているが、
なかなか時間が取れずこの日になってしまった。
メンバーはいつもの強者たち3人。
3人とも既に初釣りは済んでいる為、今シーズンの初釣りは小生だけ。
目指すはまだ雪深い白馬へいざ行かん!
まずは3月5日の日釣り券を白馬のコンビニで購入

イメージ 2今年は雪が少ない?と言っても渓にはまだまだたくさんの雪が・・・・。
とはいっても、やはり例年よりかなり少ない。
例年だと水際に下りるのにも苦労するほどの積雪だが、今年は難なく下りれる。
それより、水量が少なく、これじゃあ釣りにならないのではと不安がよぎる。
イメージ 3
少な目の雪で遡行も楽々と、足取りが軽い滝さん。

イメージ 4雪が深くなってきた。
水が少ないだけに、例年だと高巻きしないといけないところも川通しで遡行できる。
遡行が楽とは言え、水量のせいか誰一人とてアタリもない。
既に入渓して2時間以上経っている。
「こんなはずではないのだが・・・・」と、期待外れにガッカリ。

イメージ 5
仕切り直しの為にとひとまず朝食タイム。
「これじゃあ、上に行っても今日はダメじゃないか」と消極的な、
いや諦めが早い3人は納竿すると言い出す始末。

(内心)『今回が初めてじゃない人達だから、まあ、気持ちも分かる・・・・でも、オイどんは初めてだけに、初釣りが今シーズンの運試しとなれば、ここで諦める訳にはいかない』

結局、3人とは別れて、一人でチャレンジすることにした。
それにしても、危険極まりない雪中行軍ならぬ雪中釣行。
安全第一!でと気を引き締めリスタートを切った。

イメージ 6そして・・・・3人と別れてから早々に、
冬越えで大物が居付いていそうな格好の淵が出てきた。
5Bのデカオモリを付けて泡の中にズドン!と放り込んだ途端・・・・、
水流で押し出されるはずの目印が一瞬止まって、逆に奥へと引き込まれて行った。
『来た!』と竿を立てるとずっしり重い。

イメージ 7
ぐっと手前に引き寄せ、慎重にとタモを取り出して取り込んだのは33cmの岩魚。
『ヨッシャあ、やった!!』と、早速、携帯で撮って別れた釣友にご報告。
3人の心中?を想像して、してやったりとニンマリしたのだった。

イメージ 8別れてから1時間余り、大きな堰堤下で23cmと25cmを追加して、
都合3本。
晩酌用の刺身サイズと家族の夕食用塩焼きサイズが魚籠に納まったところで納竿。

イメージ 9帰路、雪深い林道に出る途中、カモシカ糞が大量に置き土産。
雪中行軍では、大型動物の足跡に合わせて足を運ぶと沈みが少なく楽だ。

2016シーズン初釣行で尺上33cmの岩魚が最初の一本とあっては、
今年も良い釣りが出来そうな予感がする。(完)

雑誌「つり人」掲載報告

$
0
0
月刊「つり人」にはずいぶん前から投稿しているが、
時には編集から取材釣行をと話があり、カメラマンや編集担当と一緒に出向いている。
最近だと今年の2月25日発売のつり人3月号、
昨年では10月号で津留崎カメラマンと八木副編集長(当時、今は編集長)と乗鞍高原に一緒した。
イメージ 1
3月号の表紙。
イメージ 2記事はカラー5ページで、
日本海の糸魚川に流れ出る姫川の下流域の支流小滝川の早春だ。
3月号なのでまだ書店にあるかも・・・。

イメージ 3
昨年10月号。
8ページにわたる豪華グラビア記事という事もさることながら、
表紙にいるつり人も小生。

イメージ 4滝をテーマにした特集号で、
高さ70~80mもある滝下での釣りは圧巻だった。
勿論!ここまで入る源流域ではヘルメットは必須のアイテム、
表紙の滝は標高2000mに少し欠ける、岩魚の生息限界に近いところでの釣りだ。

哲おじさんの趣味の部屋

$
0
0
以前も紹介したことがあるが、年々、釣りグッズが増えてきている。
使いもしないのに・・・・と自分でも思うのだが、
何故か衝動買いをしたり、釣友達からの戴きものもので増えているのだ。
イメージ 1
趣味の部屋の釣りコーナーのほぼ全貌。
手前にはスキー、カメラ、ゴルフや果実酒などがビッシリ詰まっている。

イメージ 2
かなりお値打ち物の魚籠や釣り竿など、
もうすぐ年金生活に入るだけに、買いだめしたものを友人達に買ってもらって生活する日が近いかも知れない。
イメージ 3

北海道新幹線「はやぶさ」に乗った!

$
0
0
半世紀の夢が叶った記念すべき日・・・3月26日に北海道新幹線が開通した。

北海道育ちの小生にとって、感慨深いものがある。
オホーツク海に面した紋別市に生まれた小生が、本州(北海道では内地と呼んでいる)とりわけ東京に出るには特急列車で函館まで、そして青函連絡船で4~5時間かけて津軽海峡を渡り、また特急列車に揺られて東京迄、何と・・・24時間余りかかっていたと記憶している。

当時(今から50年も前に事になるが)、飛行機など利用することはまずなかった。
もっぱら列車の移動で、今考えると気が遠くなるような移動だったのだ。

前置きはさておき・・・ちょうどこの日、仙台で全国専門学校サッカー連盟理事会があり、
長野から大宮乗り替えで新幹線で行くことになったのだが、ちょうどこの日が北海道新幹線が開通する日と知って、もし乗れるならと指定席を頼むと『あと3席空いているので・・・』という事で、
大宮発10:00の『はやぶさ11号』の指定が取れたのだ。
イメージ 1はやぶさ11号1番A席の切符。

イメージ 2大宮から1時間7分、次の停車は仙台だ。

イメージ 3ホームの乗車位置で待つこと2分。
長野を出たのは8:55分で大宮着9:54分と乗車時間59分、待ち合わせ6分で乗換とチョット気忙しかったが無事乗車できた。
行き先は『新函館北斗』とある。

イメージ 4はやぶさ11号が入線してきたがカメラの調子が悪くこの画像と、
チョット不満。
イメージ 5仙台で降りて、はやぶさ11号の後姿を撮ろうとしたが、
またしてもうまく撮れていない。
しかし早い!!長野から511kmの距離を正味乗車時間2時間6分という事は、
平均時速255kmで走ってきたことになる。いやはや、早い!!のなんのビックリした。
ちなみに長野からは『かがやき』号で長野の次の停車は大宮、そして仙台だから大宮しか止まっていないことになる。
帰路も同じ『はやぶさ』から『かがやき』への乗り換えで大宮だけの停車だった。
車中で一杯なんていって飲んで寝過ごすと長野の次は富山だって・・・、
乗り過ごしては大変な事になると気が抜けない1時間だった。

山形の釣友と至福の時

$
0
0
 いやはや・・・すっかりご無沙汰してしまったブログ。
というのも、4月にパソコンを興味半分でウインドウズ10にアップグレードしたら、
何と!!????画像がアップできなくなってしまって、ネットで見たら当たり前の様になるらしい。
31日経っていなかったら戻せるとの事だったが、ついそれもせず・・・・。
自分でいろいろとやってみたが解決できず、先週、お助け隊に自宅まで出向いてもらって、
やっと回復・・・というより、新たなアップ方法を教えてもらったという顛末(言い訳がましい!!)でした。
ということで、時期は後するが、ネタはたくさんあるので順次アップしていくので、宜しくお願いします。

 5月中旬の金曜日、山形への出張があって、週末なのでそのまま山形の釣友、ブログで知り合った「なおき」さんに無理を言ってお付き合いをお願いした。
イメージ 1
 山形県新庄市から西へ向かった最上川支流。
水量も多く、我々が今シーズン初めての入渓?らしく、良い釣りをさせてもらった。
まずは案内役のなおきさんに感謝!!
 
イメージ 23年前も長野の釣友達を案内してもらったなおきさん、この日も相変わらず準備してくれたのはバイク。軽トラックに積み込んでいざ出陣!
着いたところは山形市内から85kmのところ。









             イメージ 3       何とそこからバイクで15km、道なき道…まだ残雪がの頃林道を1時間余り走った。
イメージ 4















                                
イメージ 5こんな看板も山形ならではのもの。











 山形のホテルを出発したのは5時半。
入渓ポイントに到着したのは9時と、3時間半かけてやっと渓に立った。まずは案内役のなおきさんが第一投!と思いきや・・・いつも案内役に徹している謙虚なお方で「どうぞどうぞ先にやって・・・」と、好ポイントを譲ってくれた。

そして、エサをポイントに落とすや一瞬!ガツ~んと強いあたりで、泣き尺のビッグサイズがヒット。
いやあ、もうこれで満足!というほど最高の段取りに驚いた。

イメージ 6






















  なおきさん、一見してベテラン釣り人を思わせる身なり格好に思わず、う~ん流石。
遠来の客人に先をと、なかなか前に出てこない・・・「一緒に行きましょうよ」と声掛けして、やっと一緒のペースで釣りあがって行くことにしたのだが、ポイントポイントごとにヒットする好サイズだけに、持ち帰ることもできないとリリースしながら遡行した。

イメージ 7泣き弱サイズが面白いようにヒットする。



イメージ 8


渓沿いにはシラネアオイがきれいに咲いていた。渓流釣りの楽しさ、醍醐味は釣りのみならず、こんなところにもあるのだ。











竿をだして2時間、何か・・・1ヶ月分の釣りを一気にやった気がして、もう十分楽しんだと、
早めの昼食を摂って、なおきさんの提案でもう一つの楽しみをと移動することにした。
それは、バイクでの帰路、山菜を採りながら帰ろうというものだった。

時期的に、コシアブラ、タラの芽などなど。
途中、ワラビが出ているところがあるんだけどと立ち入ったが、まだ雪解け間もないだけに早いかと
今回はお目にかかれなかった。
イメージ 9

今夜の食卓でてんぷらに・・・。
自然恵みは、食べるだけ採るというなおきさんの徹底ぶりに感心した。

午後早い時間に宿泊先の天童まで戻り、まだ明るい時間から居酒屋で釣り談義。
その後、場所を代えてと高級スナックに移動して、遅くまでこれ以上ないという楽しいひと時を過ごした。
これがまさに至福の時というのだろうか・・・今年、もう一度来たいからお願い!と我儘を頼んでこの日は閉じた。なおきさん、ありがとうございました。また、宜しくお願いします。





















ヤマトイワナとの出会いを求めて

$
0
0
イメージ 1
今シーズンも間もなく禁漁。
結構、釣りには行った今シーズンだったが、イマイチ?思うにままならない釣りだった。
そこで今シーズンの締めくくりと企画したのが、ヤマトイワナの聖地と言われる山梨県早川上流、北岳(3193m)、間ノ岳(3190m)界隈を源として流れる野呂川釣行だった。

とはいえ、初めての釣行だけにインターネットに掲載されている記事から情報収集、2万5千分の一の地図の購入、鳳凰三山で山小屋を経営している友人からの情報、交通機関や釣りの起点となる広河原山荘への問い合わせ等々、入念な下調べで万全?として実行。
イメージ 2
広河原へのタクシー移動の途中、天皇陛下ここまで来られたという見晴らし点から北岳と間ノ岳を望む。
右のピークが北岳、左が間ノ岳、富士山を含めて日本の山の高さの金・銀・銅が山梨にあるとタクシー運転手のガイド。

今回の出発地は無二の釣友、川崎さんの山荘。
メンバーは滝澤さんとの3人。
ここからだと自家用車の終点、芦安温泉市営パーキングまで90km弱と、岐阜や富山に比べると遥かに近い。
芦安駐車場からは荷物が多いからとジャンボタクシーの貸し切り。
タクシーだとキャンプ地まで5分という至近距離まで行けるので最高!ということになるが、片道50分、1万円の料金は少人数ではチョット・・・。
でも、バスや乗り合いタクシーに乗ることを考えると自由がきくし、荷物が多い場合にはこれしかない!

今回は、どうも天候が思わしくないから、山荘宿泊かテント泊か決めかねて二転三転、結果は広河原山荘キャンプ場を基地とすることにした。
イメージ 3
まずはテント設営して・・・、こんな大きなテントやタープを持参したのも、タクシーから5分でキャンプ場という立地条件があってのこと。
普通じゃ考えられない?山岳釣行で~す。












さて、準備万端、いざ出陣!
実はテント設営時に、ここ野呂川の主(とご本人は言っておられました)のお方から、懇切丁寧に釣り場の説明を頂いた。
そのお陰・・・そうですよね~初めてで右も左もわからない我々にとって、紙情報だけでは釣り場の選定は無理なこと。
助かりました・・・ありがとうございます。

ということで、キャンプ場から徒歩30分ほど林道を上流に遡り入渓。
イメージ 4

そこは・・・こんな山奥にこんな広い河原があるのか?
というほどの渓相、最もキャンプ場は「広河原山荘キャンプ場」だから、その名もこんなことからなのかと頷いた。













イメージ 6そして・・・まずヒットしたのは滝澤さん。

ヘイ!見たかと、誇らしげに腕自慢とも思える笑顔が憎らしく見える。

イメージ 5
綺麗だ!激流で育っただけに尖った大きな尾びれ、斑紋のオレンジ色。
しかし、この岩魚が古代から生き延びている純粋のヤマトイワナなのか・・・チョットイメージと違う。古代から時間が経ていく中で、その亜種があってもおかしくないと思うから。

イメージ 8しばらく釣りをして・・・
今夜の食材となる量が釣れたところで納竿したが、まだ1時半だ。

刺身サイズはなかったが、岩魚汁、唐揚げ用としてはサイズ・数とも十分。





イメージ 7






納竿したところから林道に出るすべはない・・・。
あまりにも切り立った両岸の岩壁だから。
南アルプスでの釣行の厳しさを改めて感じざるを得ない。

安全第一をモットーに、無理はしないとして、入渓したところまで川通しで戻った。

広河原の林道際には、南アルプスの案内図が建っていた。
自分がいる場所がここかと指さし見たが、険しい山奥に身を置いている自分達が信じられないくらいだ。

テン場に戻った時間はまだ2時半前。
ちょっと早いが、初日だけに翌日の体力を温存してと、お互い頷きながら、真昼間というのにまずは今日一日に感謝して乾杯!
そして、釣果を裁いて早速夕食の支度にとりかかった。
イメージ 9


















                   滝澤シェフの唐揚げはプロ顔負けの手際の良さ。
岩魚の切り身に納竿後の帰路、道際で採ったヨモギやイタドリの新芽の部分や若いフキ等々。
食べられないものはないと数種類の野草をてんぷら仕上げ。
これが山中での食事とは、見事!の一言に尽きる。

イメージ 10して岩魚汁と近くで採ったキノコ、○○もどきで茸汁と贅沢この上ない豪華版。













イメージ 11
                       

まだおやつの時間というのに・・・・早くも宴会開始。

こんな贅沢が堪えられない!
これがまさに至福の時というんだろう。

そして、周辺が暗くなる頃には・・・・もうすっかり出来上がって、まずは川崎さんがおやすみなさい。
まだ7時前、暗くなって1時間も経たないというのに。






そして・・・・滝沢さんと小生は、今朝ほど釣り場の案内をしてくれた主のところに陣中見舞いとお出かけ。
歓迎?されて一緒に釣り談義に花を咲かせた。
聞くところ、主と自称するリーダーを慕って、あちこちから集まってできた軍団で、この日はそのごく一部のメンバーという。   ※右の中央、水色のシャツを着ている方が主でありリーダー。
イメージ 12
それにしても、彼らは6人で一週間もここに滞在しているとの事。
ここがメインダイニング、両サイドに個人テントを張って、その上を大きなタープで覆っている。
完ぺきな集落?だ。
天幕設営は流石!と感嘆の言葉に尽きる。

そんな我々も9時前にはご就寝と帰宅?明日の爆釣を期待して、お休みなさ~い。

・・・・夜半am2:00頃、テントを激しく打つ雨音に目を覚ました。
凄い降りだ。
2人は激しい雨音にも全く関せず熟睡しているが、よくもまあこんな条件で寝ていられるものだ。
結局、明け方まで降り続いた雨は止まない。
あ~あ、これじゃあだめだ。

でも、遠くからきているのか、隣にテントを張っていた御仁は、夜明け早々、フライ竿を持って勇んで出て行ったが、こんな雨の中じゃあ、毛ばりでは無理だろうにと、他人事ながら気になった。

結局・・・降りやまない雨を恨みながらテント撤収、勇気ある撤退として帰路につくことにした。
今回は下見として・・・と言い聞かせながら、準備に労しただけの成果はないままに。
広河原キャンプ場から出てすぐ、国営のインフォメーションセンターを見学して、往路で頼んだタクシーを再びチャーターして芦安までの帰路についた。

それにしても深い渓谷を縫うように走るタクシーからの景色は素晴らしい。
運転手に聞けば、道路からはるか下を流れる川面までの標高差が400mあるという。

イメージ 13車から降りて覗けば足がすくむ高さだ。
今回は中途半端というより不完全燃焼だ。
天候の良い時期にまた来たい。













そして、出発地点の川崎山荘に戻って、いつもながらの豪華メニューで宴会第二部をしようと、こんなこともあるかもと予め食材を用意しておいたという。
川崎さんの計らいに感謝。
来年もまた行くぞと、チャレンジする日程を決めたのだった。
イメージ 14







 



                  


一流レストランでも食べられない豪華イタリアン。
そこにスパークリングワインがついて乾杯!
まさに至福の昼食だった。(完)








つり人3月号への投稿

$
0
0
いよいよ渓流釣り解禁。
解禁に先立ち、毎年1月25日に発売される「つり人」3月号では、渓流釣り記事が特集されている。
今年も例年に変わらずだが・・・チョットちょっと、何か3月号のイメージが違う。そう、3月号から誌面がリニューアルされたのだ。
イメージ 2

これまでのサイズから、B5版に変わった。その理由分からないが、以前入手した復刻版のつり人の創刊号は、B5版だった。この頃はまだA版仕様は殆どなく、一般的な書類もB5版だった。


イメージ 3


今年はつり人創刊70周年。
今、書物は手に取ってページをめくって読む時代から、パソコンをはじめとするIT機器で、いつでもどこでも見れるというペーパーレスの時代に突入している。
そうした中で、書店などで販売する雑誌の意義は大きい。
反面、販売数減少となることは否めなく、雑誌各社は販路拡大維持にいろいろな施策を打ってくるのは至極当然のこと。今回のつり人のリニューアルもその一環かもしれない。

ともあれ、今号に私のお薦めの渓流として投稿した記事がある。
場所は・・・
イメージ 1
是非、手の取って見ていただきたい。




今シーズン初の釣行

$
0
0
長野県の多くの渓流が解禁になった。
とはいえ、この時期は積雪が多く、地域によってはまだ流れが埋まっているところが多い。
そんな中でも、雪が比較的少ないところで・・・と、今シーズンの解禁釣行は、上小漁協管轄で東信のと・ある渓に、無二の釣友滝さんと出向いた。

まだ水温は0℃近く、気温はマイナス10℃と、決して釣りを楽しむなんて条件じゃない。
イメージ 1
仕掛けに水玉ができ、目印はカチカチに凍る。
そんな厳しい条件でも釣りに出掛けるのは、我々だけなのだろうか・・・・盛期には多くの釣り人を見かけるこの渓には、今シーズン我々が最初のようだ。
イメージ 2





「踏み跡がない。我々が一番乗りだよ」
そんな会話の裏には、爆釣!!の期待は言うまでもない。


岩魚達も冬越えには、少しでも水温が高いところというのは、人様と同じ。
深さのある淵狙いが、この時期の釣り。そして、エゴの奥深くにじっとしている岩魚を引き出すには、目視でなく匂いでエサの存在を教えるという定説も知っての通りで、イクラがベスト。

その定説通りに狙った最初の淵。
滝さん、竿をだして間もなく、根掛かりしたのかと上げた竿の先には・・・・
何と!?尺オーバーどころか、見る限り35cmはありそう。

「やったああ、幸先良いスタートだ!」と、取り込もうとした瞬間、足元の雪の上を滑り台にして、するすると滑って水の中にポチャン!
『・・・・・・・
残念がる姿には掛ける言葉もない。
      イメージ 3その後、深みのある淵狙いで先に進むが、アタリがない・・・この時期は、アタリは限りなくかすかな感触だけに、あっても感じていないのかもしれないが。

結局、この日は竿を出して5時間、滝さんが「じゃんけん、パア」で、おいどんは泣きの1本。
まあ、初陣として魚の顔が見れたところでヨシ!!満足としなくちゃ。
イメージ 4








マタタビ採りと釣りに白馬へ

$
0
0
昨年もこの時期、ここに行って偶然にもマタタビを採ってきた。
マタタビは趣味にもなっている果実酒の材料にする為で、
豊かな自然の恵みを頂戴している。

イメージ 1
釣りは二の次・・・といったら嘘?になるかもしれないが、
釣果は兎も角、この日の目的はマタタビ採り。

ただ、昨年は8月下旬だったが、チョット時期が遅い。
・・・つまり、既に誰かが採ってしまっているかもしれないという不安もあったが、
目立つところではないだけに残っていてくれた。
イメージ 2この通り!!でも、昨年の方がチョット量が多く採れたかな。
でも、今年の果実酒つくりには十分な量。

果実酒と言えば、梅酒をはじめブルーベリーや庭先の花梨、古くは朝鮮人参酒(1991年7月25日仕込みの24年もの)など全部で十数種類、量では50リットル以上ある。
一人で飲む??そう、年金生活になったらね。

イメージ 3ついでの釣りもこの日は絶好調!!
ただ、大物が居そうなこの大堰堤下ではアタリすらなかった。

イメージ 4いつも、この渓では尺上も出るなど大物が多いのだが、この日は26cmが最大だった。
イメージ 5この日の釣果。雨上りの笹濁りだったためか、夏には毛バリにしかヒットしないここの特徴だったはずが・・・ミミズで爆釣と異変?

イメージ 6いつも釣りのあとは、のんびり温泉に入って疲れと汗を流す。
街中にあるこの白馬八方温泉第二郷の湯はかけ流しでお気に入り。
街並みの入口にあるいつものところはリニューアルして趣きが無くなった。
混雑もしていて、高いし・・・。
イメージ 7六角の湯船がお気に入りだ。
Viewing all 88 articles
Browse latest View live