恒例の信州川蝉会の白馬懇親会。
今年は都合が悪い人が多く、参加者は7名と少々寂しかったが、その中身は・・・・。
これが至福の時と言うんだろうな~釣友たちと、思い出になる最高の時を過ごした。
場所は白馬姫川支流の松川左股の河原。
この景色を見たい!!だから行くという人もいるくらい。
この時期の白馬の景色は日本じゃないみたい。
(写真説明)白馬三山という白馬岳(2,933m)を
はじめ、杓子岳、白馬槍ヶ岳と連なる。
多分、日本で一番美しいこの時期の山並みと思う。
午後2:00、現地にはすでに事務局長の吉田さんが来ていた。
早速、焚火の準備や食材の下ごしらえ・・・・勿論!調理場は川流れの際(予め言っておくが、「野菜の切れ端やゴミはしっかり袋に入れてお持ち帰り。流れに流してはいないからね~)
この焚火が、今夜の演出を最高のステージへと誘ってくれるのだ。
この薪は、流木を整理していた長野市内の河川敷から拾ってきた。
重さにすれば1000kgはあるか・・・いやあ~これが一番大変!!だった。
何せ、こうした企画では、一切の道具準備や現地での料理人を小生が一手に引き受けてのこと、
大変そうだが・・・実は本人が一番楽しんでいるから心配なしだね~。
本当は、参加メンバーが釣ってきたイワナで料理したいところだが、
なかなか釣果が思うにならないこともあることから、食材は予め準備しておく。
この日のメニューは・・・・まずは信州サーモンの刺身、
そのガラを利用してだしを取り、
イワナ汁ならぬ信州サーモン汁??って言うのかな。
もう、これだけで十分というところだが、この他にステーキ、焼き肉、ホルモン焼き、キュウリ他サンチュウ、キャベツなどたっぷりの生野菜。
いうまでもなく、お酒類はビール・焼酎・ワインほか、この現場でしか味わえないイワナの骨酒。
贅沢?って・・・でもこれが普通っていうのがこの行事。
ここに来た人でないと味わえない食と酒に加え、川の流れの音を聞きながら焚火を囲んでという、この環境が魅力を倍加してくれるというから、まさに至福の時なのだ。
今回集まった面々・・・
(良いか、悪いか・・・本人たちの了解をとっていない為、モザイクで失礼)
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いよいよスタート、カンパ~イ!!
テーブルに並んだ料理とお酒の数々・・・・・すっげえ!!
更に、小澤シェフが腕を振るって・・・・
フィレステーキ。
本格的だよ~
熱量が欲しいと業務用のガス台と大型フライパン。レアで焼いてワインでじゅ~と・・・。
これだからたまんない!っていうのもうなづける。
みなの衆は、やはり焚火を囲んで食べて、飲んで・・・もう最高!!って。
更にシェフは金華亭のホルモン炒めとこれでもか!あって言うほどの料理攻め。
中にはもうギブアップとか言ってる人がいたけど、「食べなきゃダメダメ」と胃袋に押し込んで。
流石に・・・
まだ8時と言うのに、ぼつぼつギブアップの御仁が出始めた。
夜空には満天の星が輝いている。
目の前には燃え盛る焚火の火が、無の境地を引き出し、下界の雑念を振り払ってくれる。
そして明日からの活力を漲らせてくれる。
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翌朝、釣りに出掛ける人がいる。
火の力って・・・・凄いな。
一晩中、燃えてくれた焚火。
早々に寝込んでしまった彼らに、何か言い忘れてはいないかと囁いていた。
そう「感謝」の言葉がなかったのでは・・・
この大自然の中で与えてくれた環境に、そして仲間に、さらにはここに足を運んだ自分に・・・、
「ありがとう」って。
まだam4:30というのに、昨夜、あれほど飲んだのにという自分もだが、元気いっぱいはつらつとして竿を出している。![イメージ 16]()
すぐ目の前にある大きな堰堤下で竿を振る。
まさにこれが朝間詰めということだ。
実は小生、この大淵で尺上はあろうというイワナを、手元まで引き寄せていたにも関わらず、
糸切れというアクシデントで逃がしてしまった、残ね~ん、残ね~ん・・・・。
だが、その後、キャンプ地の目の前で大勢のギャラリーの目の前で良型イワナをヒット!!
やったぜ~
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帰り際、メンバーが何か意味ありげなものがあると、
この日、僅か1時間で2本の釣果。
あの尺上が・・・・悔しい!が、釣りってこんなものなんだよと諦めるしかない。
かくして、すべてのスケジュールは終わった。
また来年もここでやろうと参加者には確認した。
気が付かなかったがキャンプ地のすぐ横の木に、
何やら掲げていったレリーフ。
何なのだろう・・・・・(完)